介護職が退職する原因
こんにちは、けーごです。
介護職って男性も女性も退職する人
かなり多いですよね。
私も、どれだけの施設を巡ったか。
もう、ちょっとしたお遍路気分です。
介護職員が辞める原因って色々ありますが
大抵の場合、
「給料の低さ」「人間関係」
「腰痛」「介護疲れ（ストレス）」
が大きな理由ですよね。
というか他にあるのか・・・？
でも、私は発見してしまったんです。
退職する理由は施設によって特徴があると。
今回は、3つの大きな施設形態ごとに
どんな理由で退職する人が多いのか、
独断と偏見でお伝えします。
特別養護老人ホーム
特養では３つの介護の大きな仕事があり、
「食事介助」「入浴介助」「排泄介助」が
主な仕事ですよね。
最近ではユニット型の少人数介護が推奨
されてきていますが、
まだまだ従来型の特養は少なくありません。
フロアーの利用者（高齢者）の人数が多く、
その介護度も高いというのが特養の特徴です。
特養では、腰痛などのいわゆる職業病と
されている症状が原因で退職する人が多いです。
だって利用者さんがやる気が無いとすごい重いもん（笑）
つまり、特別養護老人ホームが肉体的疲労が
多く現れます。
体力に自身のある方、異業種からでもどうですか？
有料老人ホーム
有料老人ホームは特別養護老人ホーム
とは全くと言っていいほど違います。
だってお金さえあれば誰でも入所できるもん。
入居者はわりとしっかりしている方が多い分
中身の伴った尊厳やマナーなどを重要視される。
特別養護老人ホームなどでは施設のスローガンに
「自尊心の尊重」を意味する言葉が掲げられているが、
結局のところはそんなものは形だけで実際に重視
しているのは有料がしっかりしている。
つまり何が言いたいのか？
と言われると、有料老人ホームは
人間関係やストレスで辞める場合が多いのだ。
俺（私）精神的に強いから平気だし
って思ってる社畜経験のある方いかがですか？（皮肉）
デイサービス
デイサービスの主な特徴は
「職員による施設までの送迎」
と
「日帰り」ということ。
毎日のように利用者を連れては近くからちょっと
離れた場所まで散歩をしたり、時には利用者を連れて
スーパーや１００円ショップなどにも出かけたり
はっきり言って、一番下僕扱いされる可能性のある
施設形態でもある。
介護以外にもレクリエーションを考えたりするので
正直、軽い気持ちで働くと痛い目を見ることになる。
職員の人間関係はいいものの、
毎送迎時に介護士が直接家族に会うと
愚痴を言われる場合もあるので、何かと責任を感じる。
そして何より他の施設と違うのが、
給料が安すぎる。
なのに責任は重い。
おそらく、一番これが原因で退職者が多い気がする。
なぜ給料が低いのかも補助金などを理解すれば
わかるのだが、でも腑に落ちない方もいるはず。
減っていくのは自分の貯金、増えるのは介護のストレス
という方を何度も目にしてきた。
給料は気にしないから楽に高齢者と楽しく過ごしたい。
そんな方にはもってこいなのかもしれない。
まとめ
その施設それぞれで「介護」というものは大きく違う。
特別養護老人ホームなどで働いていたとしても
有料老人ホームにいけば、「今までの私の介護」
というものを考えさせられたりもするだろう。
職員を大切にする介護施設がこれから増えてほしい。
全介護職員が一度は考えたことのある理想だが、
施設のお偉いさんは
そこまで考えていない。
じゃないと、ここまで腐りきらないでしょ？
これから先の未来、人材不足はどうやっても避けられず、
人材の確保が上手な施設が
本当に信頼出来る施設ということになる
というかなってる。
なってほしいと私は願う。
まぁそうはならねぇと
思うけどね！
